《機動戰士GUNDAM A.O.Z Re-Boot》MA設定: MAN-08S Helios
■MAN-08S ヘリオス
「輝ける星作戦」におけるレジオンの切り札となったヘリオス・マリナーは、ヘリオスを水中仕様に改修した機体です。原型機の特徴であった変形機構は残されており、変形後の高速格闘/戦闘形態により、原型機と同様の運用性を発揮しました。
かつてのザクレロやビグロと同等のフォーマットを有します。優れた機動性と運動性、格闘性能を有し、「輝ける星作戦」では、ファイバーIIと互角の戦闘を繰り広げました。また、ビグザ・ムールも同様の形態への変形機構を有します。
ヘリオスとはジオンマーズが開発したニュータイプ専用MAで、MAN-08 エルメスの設計を引き継いだ機体である。開発はジオンマーズに属する元フラナガン機 のスタッフを中心に行われた。
基本的なシルエットは原型機にあたるエルメスと酷似しているが、外 が3ブロックに分割されている。中央ブロックの機首にはメガ粒子砲とコクピットを、後部にはビット・コンテナを備える。左右のブロックは可動式のバインダーで表面には拡散メガ粒子砲やミサイル等の武装をはじめIフィールド・ジェネレーター等を搭載する。このバインダーは独立稼働することで、機動性と運動性に加え、防御力も向上させた。
本図はヘリオスの高速戦闘形態である。胴体部に左右に備えたバインダースラスターが翼状に展開し、格闘戦時の機動力が向上。さらに、このバーニアスラスターはAMBC肢として機能するため、運動性もアップする。
バインダースラスターの展開に合わせ、その内側に収納されたクロー・アームを展開。クロー・アームの先端はMA-04X ザクレロと同系列のヒート・ナタとなっており、一撃離脱戦法などで威力を発揮高速で近接し敵を切り裂く。モノアイレールの中心にコクピットブロックのある胴体の前半部が持ち上がり機首を構成する。さらに、首関節を稼働させることで機首下部に搭載されたメガ粒子砲が任意の方向に発射可能となる。
︎MAN-08-Mヘリオス・マリナー(高速戦闘/格闘形態)
インレの奪回を目的とする「輝ける星作戦」のために、ジオンマーズ残党がヘリオスを改造した水中用MAが、このMAM-08S-Mヘリオス・マリナーである。水中用MAへの改造にあたっては、機体の気密と各部推進器の水中への対応が図られた。特に左右のバインダーには、電磁流体導推進器(MHD)が搭載されている点を特徴とする。本推進器はネオ・ジオンMAにも搭載されていたもので、この点からも両者の技術的な交流が見受けられる。
ヘリオス・マリナーも原型機と同じく、高速格闘戦形態への変形が可である。変形機構はヘリオスからの変更は見られない。推進器や各部の水中対応への改造の他に、MAM-07グラブロを参に、クロー・アーム先端のヒート・ナタが3本に増加されている。
TR-6を中核としたレジオンのニュータイプ(強化人間)への対抗する戦力であると同時に、ヘリオス・マリナーにはインレの奪回が失敗したの際の戦闘と破壊も任務としていた。しかし、その真の任務は、随伴するアーリーヘイズルとそのパイロットを務めるホシマルが、インレに接触するまでの護衛であった。パイロットはインレ奪回作戦に参加するティターンズ残党の強化人(ツキモリ)が務めた。ティターンズとジオンマーズの協力によってヘリオスは、レジオン打倒の切り札──希望の星として蘇ったのだった。
「輝ける星作戦」における氷河基地での戦闘でインレ(正確にはレジオンによる改修で下半をダンディライアンユニットからグランユニットに換されたファイバーⅡ)と会敵した際に、敵機の暴走からアーリーヘイズルを護ると同時にインレの攻撃を止めるため高速格闘戦形態に変形、近接格闘を行っている。インレをクロー・アームで羽交い絞めにして動きを止めることに成功したが、ヘリオス・マリナーもコクピットを貫かれ、沈黙。互いが制止したそのにアーリーヘイズル(とホシマル)はインレへの接触に成功。その制御を取り戻したのだった。
インレには、TR計画の中心となったトライステラーの一員トリスタンを認識して起動するような仕掛けがあらかじめ施されていた。そのため、インレを奪取するにはトリスタンの遺伝子を持つホシマルを機体に接触させる必要があった(もちろん、ホシマル本人はそのことを知らなかった)。ツキモリは任務の達成、ひいては分たちの祖が目指したTR画の真の目的成就のために殉じたのである。
︎AMA-01S ビグ・ザムール(高速戦闘/格闘形態)
一年戦争においてエルメスは、コンペイトウ(旧ソロモン)に駐留する地球連邦に対し、ビットを用いた攻撃を実施した。自身の姿が探知されない遠距離からの攻撃によって、敵駐留艦隊に対して戦果を挙げた。
しかし、前線への投入にあたっては単機での運用はなされず、護衛のMSを必要とした。エルメスは接近戦への対応能力が皆無に等しく、後にはRX-78ガンダムの近接攻撃を受け、撃墜されている。
ヘリオスではこの戦訓を受け、可変機構によるクロー・アームの展開能力が付与されたことで、弱点であった近接格闘が可能となった。これは、ザクレロやビグロ等のMAを参考にしたもので、高速での一撃離脱戦や近接格闘戦などに対応出来るよう改良された。このクロー・アームを展開した状態は「高速格闘戦形態」と呼ばれる。クロー・アームや股関節の設計は、同じく変形による高速格闘戦に対応した機構を持つビグ・ザムールと同系の物が流用されている。
また、ジオンマーズと技術交流がったあったネオ・ジオンでも、後に同系統の強化人間用MAの運用が確認されている。


