2017年9月5日《宇宙戰艦大和號2202 愛的戰士們》發表會 (全套共7章)

「宇宙戦艦ヤマト2202」は全7章!第1章は17年2月25日から劇場公開&先行配信

「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの最新作「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の製作発表会が9月5日、東京・秋葉原UDXシアターで行われ、1978年公開の「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」をモチーフとした全7章の作品として製作されることが明らかになった。第1章は、2017年2月25日から公開&デジタルセル版の先行配信がスタートする。さらに声優キャストも発表され、前作「宇宙戦艦ヤマト2199」に続き、主人公・古代進を小野大輔、森雪を桑島法子が務めることがわかった。

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この日の発表会には、小野と桑島をはじめ、製作総指揮を務める西崎彰司氏、羽原信義監督、シリーズ構成・脚本を担当する小説家の福井晴敏氏が出席。さらに、スポーツパフォーマンスブランド「アンダーアーマー」とのタイアップが決定し、同社契約選手であるリオ五輪・陸上男子400メートルリレーで銀メダリストに輝いたケンブリッジ飛鳥選手も登壇した。

今作は、「機動戦士ガンダムUC」を手がけた福井氏が参加することでも話題になっているが、福井氏は開口一番「ここにいる方のほとんどは、私が『ガンダムUC』をやっていたとご存じだと思う。『なんて節操がないんだ』と思われそうですが(笑)。またとないチャンスと思い、喜んでお引き受けしました」とニッコリ。さらにオリジナル版に対して「見方によっては、特攻を賛美するような展開になってしまった」という前置きのうえで、今作のストーリーを「今の時代にそのままよみがえらせることは難しい。自爆テロという悲劇が世界中で起こっている。こういう時代に『さらば宇宙戦艦ヤマト』を、『愛の戦士たち』というサブタイトルまでつけてやるというのは、すごく覚悟のいること。同時に今でなければやれない」と、時代背景を踏まえたものになると説明した。

声優陣もストーリーが気になるようで、「前作から3年後ということは、まだ結婚していないんですよね? どこまで古代くんを尻に敷いているのか楽しみ」(桑島)、「『2199』で(古代と雪が)結ばれたという表現がされていたので、仲良くありたい」(小野)と期待を寄せる。桑島が、「悲しい話になりそうな感じもある。希望が欲しいな」と吐露すると、福井氏は「もとがもとですからね。でも時代が時代ですから、希望がないものは作りません……でも希望の形は人それぞれだと思いますが」と意味深な発言を残した。

また、この日の感想を求められたケンブリッジ飛鳥選手は「もっともっとトレーニングをして、映画に出させてもらえるようにがんばりたいと思います!」と出演をおねだり。羽原監督は「声の方も鍛えていただいて(笑)」と快諾すると、リオ五輪でのケンブリッジ選手の雄姿を振り返り「見事なバトンワークを見せていただいて感動した。『宇宙戦艦ヤマト』は1974年の第1作から、いろんなスタッフにバトンが渡ってきたわけで。今回、バトンを受け取って、どんどん今後も広げていけるような形で作品と向き合い、皆さんに感動していただけるものを届けていきたい」と表情を引き締めた。

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 終盤には“UNDER ARMOUR”から小野さんと桑島さんへプレゼントが贈呈。プレゼントの受け渡しを行うため、アンダーアーマーの契約選手であるケンブリッジ飛鳥さんと、契約モデルのKellyさんがサプライズ登場。また“UNDER ARMOUR”へは『宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち』の制作スタッフから宇宙戦艦ヤマトのプラモデルと模型がプレゼントされました。その精巧な出来栄えに、代表して受け取ったケンブリッジ飛鳥さんもKellyさん歓喜の表情を浮かべていました。

 イベントはこれにて終了。最後に製作総指揮の西﨑さんから「控えめに言っても物凄く泣ける作品になっています。長年のファンの皆さんにもハンカチが足りないくらいに満足してもらえると思うので、公開を楽しみにお待ち下さい」とコメントをいただき、「『宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち』製作発表会」は幕を下ろしました。

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『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第一章
2017年2月25日(土)より、新宿ピカデリーをはじめとする全国15館の劇場にて2週間限定上映。

【東京】新宿ピカデリー/シネマサンシャイン池袋/MOVIX亀有 
【神奈川】横浜ブルク13 
【千葉】MOVIX柏の葉
【埼玉】MOVIXさいたま 
【栃木】MOVIX宇都宮 
【宮城】MOVIX仙台 
【北海道】札幌シネマフロンティア
【大阪】大阪ステーションシティシネマ/なんばパークスシネマ 
【京都】MOVIX京都 
【愛知】ミッドランドスクエアシネマ/MOVIX三好
【福岡】T・ジョイ博多

<INTRODUCTION>
シリーズ最高傑作が装いも新たに復活! 衝撃に備えろ、これが混迷の21世紀に送る『愛の戦士たち』だ!!

アニメーションの歴史に輝く不朽の名作『宇宙戦艦ヤマト』をリメイクし、2012年から2014年に渡り、劇場上映から全国ネットでのTV放送で展開した傑作『宇宙戦艦ヤマト2199』。
そして2017年、ヤマトファン待望の完全新作シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』が劇場上映される!!
監督は『宇宙戦艦ヤマト 復活篇 ディレクターズカット』にてアニメーションディレクターを担当した羽原信義、シリーズ構成・脚本に『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』の福井晴敏を起用。音楽は引き続き、ヤマトの遺伝子を受け継ぐ宮川彬良が担当する。
モチーフとなるのは、日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』。その壮絶なる物語を、新たな解釈と装いで現代に甦らせる。
この時代に語るべき「愛」の姿とは!?宇宙戦艦ヤマトが再び旅立つ――!!

<STORY>
この「愛」は宇宙を壊す―――
時に西暦2202年。
あの壮大な片道16万8000光年にも及ぶイスカンダルへの大航海から宇宙戦艦ヤマトが帰還して、既に3年――。
〈コスモリバース・システム〉により、かつての青い姿を取り戻した地球は、ガミラス帝国とも和平条約を締結。復興の傍ら、防衛のためと最新鋭戦艦アンドロメダを含む新鋭艦隊の整備が進められていた。イスカンダルの   スターシャの願いも虚しく、地球は軍拡への道を歩み始めていたのだ。
はたしてこれが、かけがえのない数多くの犠牲の果てにヤマトが成し遂げた、本当の平和なのだろうか?
宇宙の平穏を願う女神テレサの祈りが、ヤマトを新たな航海に誘う。
いま、宇宙を席巻するガトランティスの脅威が、地球に迫っていた――。

<STAFF>
製作総指揮:西﨑彰司
シリーズ構成・脚本:福井晴敏
監督:羽原信義
副監督:小林誠
メカニカルデザイン:玉盛順一朗
メカニカルデザイン:石津泰志
キャラクターデザイン:結城信輝
音楽:宮川彬良

<CAST>
小野大輔(古代進役)、桑島法子(森雪役)

(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト 2202 製作委員会