《機動戰士GUNDAM A.O.Z Re-Boot》MA設定: AMA-01S BYG-ZAMURU

ジオン公国が建造したMA-08 ビグ・ザムは、地球侵攻を目的に開発されながらも戦局に悪化に伴い、ソロモン攻防戦に投入されました。本来の用途ではなかったにもかかわらず、地球連邦軍に大きな打撃を与えたことで知られます。戦後、そのコンセプトを引き継いだ機体が残党組織によって開発されました。ジオンマーズが開発したビグ・ザムールも、そうした機体のうちの1つ。チェスター艦隊に配備されたビグ・ザムールは、ネオ・ジオンの地球降下作戦に協力するため地球へと向かいました。しかし、ネオ・ジオンにおいて内紛が勃発したため、本来の目的を果たすことなく火星へと帰還。火星の戦いでその能力を発揮することとなります。

ビグ・ザムールを中心とした拠点攻略用MAの系譜を紹介。さらに特殊な武装配置や大気圏降下機構など、MSとはかけ離れた形状でありながら、各種技術がフィードバックされていることがわかります。

AMA-01S ビグ・ザムールは、ネオ・ジオンのAMA-01X ジャムル・フィンをベースとしてジオンマーズが建造した機体です。ビグ・ザムのコンセプトを引き継いだ本機は、「高速戦闘形態」への変形機構を有していました。ハイ・メガ粒子砲による長距離砲撃能力に加え、脚部のクロー・アームとすることで、一撃離脱戦法にも対応することが可能となりました。一方、エンドラ改級はアクシズ(ネオ・ジオン)のエンドラ級と比較して、エンジンブロックの外装化など、旧ジオン公国軍のムサイ級をより意識した形態となっている点が特徴です。

ここではシルエットのみの掲載となりますが、こちらはビグ・ザムールの高速戦闘形態となります。股間部のパーツと脚部と前方に展開し、砲撃や格闘などにも対応した一撃離脱戦法を取ることができます。これはかつてのMA-05 ビグロやMA-06 ヴァル・ヴァロなどと同様の運用法で、本機はこの形態でガンダムTR-6[クィンリィ]と格闘戦を展開しています。

イラスト連載まとめに掲載されているピンナップでは、その全貌や、各種ギミックに加え、エンドラ級、エンドラ改級宇宙巡洋艦も紹介しているのでそちらもぜひチェックしてください。

 

AMA-01S ビグ・ザムール

ジオンマーズがビグ・ザムの後継機として開発した拠点攻略用のMA。2門のメガ粒子砲のほか、ミサイルを装備するなど、極めて高い攻撃力を有します。機体後部に配したブースターによる機動力に加え、逆関節を採用するなど、地上の走破性も考慮した設計がなされている点が特徴です。

SOURCE: DENGEKI HOBBY WEB